一ノ宮倭文神社について
唯一無二の「国宝で占う」おみくじ 600 円
古くから当神社の神様のお墓として親しまれた「伯耆一宮経塚」。そこから出土したものは56 億7 千万年後に向けて埋められた「祈りのタイムカプセル」でした。お経の納められた銅経筒や仏像などが全て国宝に指定されています。その中の銅経筒をモチーフに唯一無二のおみくじをつくりました。占った後は願い札と 御守を入れて「祈りのタイムカプセル」としてお持ち帰りいただけます。国宝にあやかってご利益をお受け下さい。
やりかた
国宝:伯耆一宮経塚出土品
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銅経筒
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金銅観音菩薩立像
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銅鏡、銅銭、るり玉など全て国宝に指定され東京国立博物館に収蔵
主な祭典
例祭
毎年5月1日
例祭前日の前夜祭にて、湯立神事という特殊神事をご覧になれます。当日には、毎年小学4~6年生の巫女が浦安の舞を奉納し、神輿や稚児が、参道を歩きます。
御祭神
建葉槌命 たけはづちのみこと(主神)
下照姫命 したてるひめのみこと
事代主命 ことしろぬしのみこと
建御名方命 たけみなかたのみこと
少彦名命 すくなひこなのみこと
天稚彦命 あめわかひこのみこと
味耜高彦根命 じすきたかひこねのみこと
倭文神社の由緒
安産の神として崇敬されている当神社は、伯耆国の一ノ宮です。創立年代は不詳ですが、社伝によれば大国主命の娘、下照姫命が出雲から海路御着船従者と共に現社地に住居を定め、当地で死去されるまで安産の指導に努力され、農業開発、医薬の普及にも尽くされたと伝えられております。
創立当時、当地方の主産業が倭文(しづおり)の織物であったため、倭文部の祖神である建葉槌命に当地と関係の深い下照姫命を加え祭神としたもので、他の五柱の神は大国主命の御子神か関係の深い神々です。
安産信仰は古来からのもので数々の霊験が伝えられていますが、倭文の織物は姿を消しました。安産信仰が残り、当神社は安産の神として県内は勿論 、広く県外にも御神徳が及び安産祈願の参拝者で社頭は賑わいます。
安産岩
境内に至るまでの参道横にあり、昔、常に難産に苦しむ婦人が願をかけ満願の日、夢に下照姫命が姿を現され参詣の帰途、安産岩で簡単に出産し以来「安産岩」と称するようになりました。
伯耆一ノ宮経塚【国指定史跡】
境内山林にあり、古くから当神社の祭神である下照姫命の墓と言い伝えられてきました。大正4年、経塚の中から平安時代初期の銅経筒を始め仏像、銅鏡、るり玉などが発掘され、出土品は全て国宝に指定されました。
出雲山
湯梨浜町東郷湖畔にある出雲山の名は、当神社の祭神である下照姫命が度々出雲を懐かしみ、この地から出雲の方角を眺められたことから「出雲山」と呼ばれました。